みやビズ

2019年9月16日(月)
記者コラム / 高森千絵

五輪で商機をつかむ

2017/01/27

 小池百合子都知事の誕生以降、開催経費の削減に注目が集まっている2020年東京五輪・パラリンピックだが、経済界にとっては大きなチャンス。技術革新や商品開発など、企業も好機を逃すまいとアンテナを高くしている。

一陽来福 福岡発

九州経済連合会が福岡市で開いた会議。東京五輪・パラリンピックの物品やサービス調達などについての説明があった

九州経済連合会が福岡市で開いた会議。東京五輪・パラリンピックの物品やサービス調達などについての説明があった

 小池百合子都知事の誕生以降、開催経費の削減に注目が集まっている2020年東京五輪・パラリンピックだが、経済界にとっては大きなチャンス。技術革新や商品開発など、企業も好機を逃すまいとアンテナを高くしている。

 九州経済連合会が企業や自治体向けに五輪関連の会議を福岡市で開いた。そこで東京五輪・パラリンピック組織委員会が強調したのは、調達に関わる大会テーマ。東京大会では、二酸化炭素の排出削減や廃棄物の発生抑制、資源の再利用など、環境への負荷を最小化して持続可能性に配慮した運営を目指している。

 物品やサービスの調達でも重視され、農水産物などは生産方法や認証といった個別の調達基準が策定される。農水産物の基準は3月ごろまでに示されるという。食関連の県内企業も注目して商機を狙ってほしい。

 受注機会の拡大を目指す中小企業向けの情報サイトも開設されている。大会に関連した入札、調達情報を集約する「ビジネスチャンス・ナビ2020」は既に約1万2000社が登録し、今後は大会組織委の入札手続きにも活用されるそうだ。

 技術や商品を世界に発信できる一大イベント。県内企業の挑戦に期待したい。
(高森千絵)

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