みやビズ

2019年10月17日(木)
記者コラム / 高森千絵

連携する「東九州」

2016/05/27
ローソンが発売した宮崎、別府、北九州市の郷土料理が入った弁当を手に笑顔を見せる各市の観光レディ

一陽来福 福岡発


ローソンが発売した宮崎、別府、北九州市の郷土料理が入った弁当を手に笑顔を見せる各市の観光レディ

ローソンが発売した宮崎、別府、北九州市の郷土料理が入った弁当を手に笑顔を見せる各市の観光レディ

 東九州自動車道の北九州-宮崎が開通して1カ月が過ぎたが、交通量は熊本地震の影響もあり、伸び悩んでいるようだ。本来の事業効果が一日も早く発揮されることを願う。

 高速道の開通効果を示す上で、よく挙げられるのが交流人口や企業誘致数の変化。これに対し、こちらは二次的な効果とでも言えばいいのだろうか。開通を機に県という枠組みを超え、「東九州」で連携する動きが出始めている。

 ローソンは包括連携協定を結ぶ北九州市に別府、宮崎市を加えた枠組みで郷土料理を詰め合わせた弁当を発売した。この3市は「東九州サンライン」という組織で観光キャンペーンを展開してきた間柄。6月は「麺、鶏対決」と題し、それぞれの代表料理を九州、下関の店舗で販売する。

 昨年度から東九州で広域的な取り組みを進めているのは自動車関連産業。宮崎、大分、福岡の各県と業界団体が受発注の機会を増やそうと、相互視察や研修会などの交流を重ねる。

 高速道開通でこれまで壁になっていた地域間の距離が時間的に短縮され、人や企業の視野は確実に広域化する。東九州での技術連携やコラボ商品がどんどん生まれてくると面白い。
(福岡支社・高森千絵)

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