みやビズ

2020年2月25日(火)
記者コラム / (仁)

通信簿の結果生かそう

2011/06/15
 決算は会社の「通信簿」という言葉をよく耳にする。自身の学生時代を思い起こすと長期休暇前の最も憂鬱(ゆううつ)なのが通信簿を渡される瞬間。特に理系の成績を見ると、毎回うなだれたのを覚えている。
 宮崎交通グループが先日発表した2011年3月期の連結決算は、本県が昨年度置かれた状況をそのまま再現する結果となった。自然災害に端を発した観光客の激減でホテルや物販、貸し切りバスが大ダメージ。消費も冷え込み、まさに負のスパイラルに陥った。
 一方で、今回の災害から得た教訓もある。それは、事業の一部で県民の需要が落ちなかった点だ。ある幹部は今期の取り組みに婚礼部門の強化を挙げ「結婚をきっかけにその後のシーンでも利用を促したい」と語った。
 良かった点も悪かった点も両方が見えてくるのが通信簿の特徴だ。東日本大震災や新燃岳の余波で外需の伸びに期待できない中、宮交グループの通信簿から見えてきたこと。それは、県民にとってさらに魅力のある会社を目指すことではないかと思う。(仁)

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