みやビズ

2019年6月16日(日)
記者コラム / (仁)

声を聞かせて

2014/01/29
 「みやビズ」のコーナー「キーパーソン」のおかげで質問しやすくなった話題がある。「社長が引退したら、会社のかじ取りをどうするのか」。コーナーは経営者の人となりに迫り、創業の経緯から今後の事業展望までこと細かに話を聞くことができる。このため、会社の今後を左右するデリケートな話題も振りやすくなった。

 宮崎日日新聞経済面で24日から県内の事業承継事情に迫る連載が始まった。後継者に経営権を譲る事業承継は、会社の存続に関わる重要な経営課題だが、一言で事業承継と言っても、この対応や抱える課題は企業の数だけあると思う。後継者がおらず、外部から人材を確保しようとする食品関連業者や、後継者はいるけれども経営環境が悪化し休業を選ぶ土木業者。同じく後継者はいても株式譲渡に悩むIT企業など、これまで聞きかじったものだけでも十人十色といえる。

 事業承継は、歴史がある会社も、生まれたばかりの会社でも重要な問題だ。県内では経営者の高齢化は着実に進んでおり、まさに待ったなしの状況にきている。県内の事業所数は減少傾向にあり、各社の対応は将来の宮崎経済の行く末にも関わってくる。経営者がどういった決断を下すのか。皆さんの声を聞かせてほしい。(仁)

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