みやビズ

2018年5月22日(火)
ブレークタイム(リレーコラム)
岩井さん
岩井裕理子(サン・グロウいきいき集落PR事務局担当) いわい・ゆりこ 宮崎市出身。いきいき集落活性化のサポートなどを手掛けるサン・グロウに、2010年入社。ぶらぶらと散歩をするのが好き。1979(昭和54)年12月生まれの33歳。

灯台下の中山間地域

2013/11/18
 「中山間地域」は宮崎県土の約9割を占める地域のことです。宮崎市でも田野、高岡、青島、木花地区は中山間地域に指定されています。人口の4割が住んでいますので、このコラムをお読みの方の中にも中山間地域にお住まいの方が多いと思います。

中山間地域で住民主体の元気な集落づくりに取り組む「いきいき集落」。素晴らしいモノと人とで溢れていることを知ってほしい

中山間地域で住民主体の元気な集落づくりに取り組む「いきいき集落」。素晴らしいモノと人とで溢れていることを知ってほしい

 私は、中山間地域で住民主体の元気な集落づくりに取り組む「いきいき集落」の活動サポートを担当させていただいています。「いきいき集落」とは、宮崎県が集落に対して認定を行っているもので、平成25年10月現在、19市町村122もの集落が認定を受け、それぞれに活性化に向けた取り組みを行っています。先日、農林水産祭のむらづくり部門で最高賞の天皇杯を受賞した「えびの市田代自治会」、地域づくり表彰最高賞の国土交通大臣賞を受賞した小川作小屋運営協議会を持つ「西米良村小川地区」も「いきいき集落」です。

 私と同世代の人の多くは、休日のたびに福岡など都市部を訪れ、話題の場所に行ったり、限定の何かを購入しているようです。

 しかし、中山間地域には都市部よりもずっと魅力的なものがたくさんあります。梅雨の時期、車を走らせていると沿道にアジサイの花が並んでいるのをよく見かけると思います。これらは、地元の方が手をかけて草刈りや剪定をしているから咲くのだそうです。また、直売所等で見かける草団子の多くは、毎年春にヨモギの新芽を手摘みし、数百キログラムもストックするなど、手間と愛情をかけて作られています。

 また、私たちが口にする宮崎県産の米・野菜・肉など食品の多くは中山間地域に住む方々がいなければ手に入りませんし、水が蛇口をひねれば出るのも、元をたどれば中山間地域に住む方々が林業に従事し、山を守ってくれているからです。

 私たちは、自分の住む宮崎県のほとんどが中山間地域にありながら、地元を見ずにどこか遠いところにばかり目を向けているような気がします。まるで灯台下暗しです。ここに挙げた例以上に中山間地域には素晴らしいモノと人とで溢れていることを知って欲しいと私は思います。

 ぜひ、休日には宮崎の中山間地域へ訪れてみてください。美しい景色、美味しい食べ物、ホスピタリティー豊かな地元の方とのふれあいなど、飽きる暇がないほどたくさんの発見があるはずです。

さまざまな業界の方から、仕事や身近な話題、関心のあるテーマなどについてコラムを届けていただきます。ブレークタイムに、気軽にお読みください。


次回は高木智史さん(ユニバーサルフィールド社長)、テーマは「トレイルランニングの楽しみ方」です。

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