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2018年6月23日(土)
ビジネスウォッチ

【ヒットのヒント】パリパリとした食感が人気

2017/03/21

45年、改良重ねる チョコモナカジャンボ


森永製菓のアイス「チョコモナカジャンボ」

森永製菓のアイス「チョコモナカジャンボ」

 森永製菓のアイス「チョコモナカジャンボ」は、1972年の発売から45年のロングセラー。パリパリとした食感に加え、口の中で溶け合うバニラアイスと板チョコレートが特徴だ。2001年度から15年連続で売上高が伸長、年間約1億5千万個以上を出荷している。参考小売価格は140円。

 初代の商品名は「チョコモナカ」で、菓子メーカーが得意とする分野を生かしたアイスを作ろうとしたのがきっかけだった。当初は板チョコをイメージ、もなかの内側にチョコをかけてバニラアイスを挟んだ。 

 80年には、アイスの真ん中にもチョコソースを入れた。96年、チョコを板状に変更。従来商品の1・5倍に量を増やし、現在の形が誕生した。「味や包装の改良は約30回以上しており、常においしさを進化させてきた」と強調する。

「『食感に感動する』というお客さまの声を聞くとうれしくなります」と話す森永製菓の山田美希さん

「『食感に感動する』というお客さまの声を聞くとうれしくなります」と話す森永製菓の山田美希さん

 もなかの原料は、和菓子に使用するもち米ではなく小麦粉を主にして、歯ごたえを出した。アイスの水分がもなかに移らないように、もなかの内側を薄いチョコで覆う。「真ん中の板チョコは、カカオ成分や油分を調整して味わい深く、口どけが良くなるようにした」

 味を改良する際は試作を重ね、パリパリとした食感がどれだけの期間、保てるのかも検証する。「鮮度を追求するため、製造して5日以内に出荷している」。大津市出身。38歳。

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