みやビズ

2019年6月16日(日)
美酒談ガイド☆☆☆

宮崎の豊かな四季の味 ふるさと料理 杉の子

2016/02/22
冬の杉の子月替わりコース「日向かぼちゃ」の一例

冬の杉の子月替わりコース「日向かぼちゃ」の一例

 1970(昭和45)年創業以来、地元で取れた旬のものをその土地に伝わる方法で調理して味わう「土産土法」を提唱している「ふるさと料理 杉の子」。「宮崎の豊かな四季の恵み」をテーマに織りなす郷土料理には定評がある。

 宴会場やホール、個室と、シーンに合わせて使いこなせる座席も充実していて、会合や接待の利用はもちろん、県外客をもてなす場としても重宝されている。

 代表の森松平さんは、「宮崎はるあき 杉の子味ごよみ」「宮崎はうまい」などの著書でも知られる宮崎文化の伝承者。本県の食文化だけでなく、宮崎の歴史や風土についても造詣が深い。

 いずれの料理も県内各地で取れる旬の食材をふんだんに取り入れ、彩りよく盛りつけるなど趣向を凝らす。月替わりコースは「いもがらぼくと」「日向かぼちゃ」「シャンシャン馬」と、宮崎の民謡になぞらえて提供していて、遊び心を感じさせる。

 「日向かぼちゃ」コースは都農町の旭ガニ、宮崎牛、日南市のカツオ、日向市のハマグリ、諸塚村のシイタケ、西米良村の糸巻き大根など、地産地消にこだわった旬な一品が順に出てくる。「地道にコツコツと積み上げてきた『宮崎懐石』をぜひ、ご賞味ください」と女将の前田省子さん。


「ふるさと料理 杉の子」の店内。畳の掘りごたつの座敷、カウンター、テーブル席が1スペースになっている「宮崎の間」

「ふるさと料理 杉の子」の店内。畳の掘りごたつの座敷、カウンター、テーブル席が1スペースになっている「宮崎の間」

 香ばしくすったいりことごまをすり鉢ですって、焼きみそとカマスで仕上げた「冷や汁」も味わってほしい。

 2013年10月からはJR九州豪華寝台列車「ななつ星in九州」の3泊4日コース2日目の昼食に同店の「浜木綿御膳」が採用され、県外客に宮崎の郷土料理を知ってもらう発信の場にもなっている。琉球漆器の流れを組む、つややかな光沢が持ち味な宮崎漆器の二段の重箱もしゃれていて、ふたには県花のハマユウをあしらっている。

 店内は1スペースにカウンター、テーブル掘りごたつの座敷がある「宮崎の間」や50人まで収容できる宴会場など、さまざまなシーンに対応。佐土原人形や、アトリエ・グローバル(綾町)による木材工芸を使ったインテリアといった、本県在住の作家たちの作品も鑑賞できる。

 宮崎の魅力が満載な料理とおもてなしを心ゆくまで堪能してほしい。

店舗基本情報

店名 ふるさと料理 杉の子
住所 宮崎県宮崎市橘通西2の1の4【地図】
TEL 0985(22)5798
業態 和食
特徴 宮崎の食材を使った郷土料理が味わえる店
座席数 50人収容の広間、4~10人収容の個室4、30人収容の小ホール、カウンター6席など
収容 約120人
予算 昼は1000円~、夜は4000円~
クレジットカード
定休日不定休
営業時間午前11時半~午後1時半ラストオーダー、午後5時~9時半ラストオーダー


※紹介しているメニューや価格、住所などの情報は掲載時のものです。

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