みやビズ

2019年10月17日(木)
倒産情報(帝国データバンク提供)

7月分

2012/08/09
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【各要因別】
・業種別では、建設業が2件、小売業が1件。

・主因別では、販売不振が2件、放漫経営が1件。

・資本金別では、100万円以上1000万円未満2件、1000万円以上5000万円未満が1件。

・負債額別では、1000万円以上5000万円未満1件、5000万円以上1億円未満1件、1億円以上5億円未満1件。

・態様別では、破産が3件。

・地域別では、宮崎市、都城市、延岡市が各1件。

・業歴別では、5~10年が1件、20~30年が1件、30年以上が1件。

【概 況】
 7月の法的整理による倒産件数は3件と前月同数で、1件当たりの負債額が減少したため、負債総額も3億500万円と減少し、今年に入って最も低い水準となった。

 負債額が最大だった倒産は(有)しみず。1906年(明治39年)創業で業歴100年越えの衣料品小売店で、高岡町のスーパー内に店舗を構えて主に婦人服を扱っていたが、自社のテナント店舗建設費用が大きな負担となり、同店舗の売却でも債務を清算できなかったほか、個人消費の低迷で今後の見通しが立たなくなり、法的整理に至った。

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【今後の見通し】
 帝国データバンクが全国約2万社を対象に調査した7月の景気動向調査で、宮崎県内の景気DIは27.8(50が判断の分かれ目)と前月の28.9から1.1ポイント悪化し、2カ月連続で全国最下位となった(全国DIは37.9、九州DIは36.6)。製造業、非製造業ともに悪化しており、製造業では建設資材製造、非製造業では鉄鋼卸売やサービス業などの悪化が目立つ。

 その背景には「震災復興でこちらには予算が回らず、公共工事の発注が少ない。長い梅雨で仕事が進まない」(建設)のように、裾野が広い公共工事の発注減少、天候不順の影響があるほか、「九州新幹線開業効果の一巡」(サービス)のように、観光客の伸び悩みや個人消費の低迷などがある。

 また、先行きについても楽観的とは言えず、「消費税増税の影響がどうなるのか、現時点ではっきりしない」(製造)とさらなる消費の後退を懸念する声がある。

 県内経済の見通しは極めて不透明感が強く、手元資金が十分ではない企業には、短期的に資金繰りが逼迫(ひっぱく)するケースも出てくると見られ、今後の企業動向を注視する必要がある。

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