みやビズ

2019年10月17日(木)
倒産情報(帝国データバンク提供)

5月分

2012/06/12
倒産情報5月
 【各要因別】
 ・業種別では、製造業が3件、建設業が2件、卸売業・小売業が各1件。

 ・主因別では、販売不振が6件、企業系列の再編成が1件。

 ・資本金別では、100万円以上1000万円未満4件、1000万円以上5000万円未満2件、1億円以上5億円未満1件。

 ・負債額別では、1000万円以上5000万円未満4件、5000万円以上1億円未満2件、5億円以上10億円未満1件。

 ・態様別では、破産が6件、特別清算が1件。

 ・地域別では、延岡市が2件、宮崎市・日南市・小林市・北諸県郡・児湯郡が各1件。

 ・業歴別では、3年未満が1件、5~10年が1件、15~20年が1件、20~30年が1件、30年以上が3件。

【概 況】
 4月の法的整理による倒産件数は7件と前月同数で、負債総額は前月の大型倒産の反動で10億7500万円と減少したが、今年に入り5カ月連続で10億円を上回った。

 負債額が最大となったのは(株)宮崎ミツバ。自動車部品メーカーの子会社として、親会社向けに自動車部品を製造していたが、地理的要因で運送コストがかさんでいたため、グループの経営効率策の一環として今年1月に解散していた。

 この特別清算はグループ会社間の資産負債整理にとどまり、対外的な影響はない見通しである。

5月倒産企業

【今後の見通し】
 東日本大震災から1年が経過し、前年に大きく落ち込んだ各種経済指標は軒並み上向いている。日本自動車販売協会連合会が発表した5月の国内自動車販売台数は前年同月比66.3%増の23万6366台と、震災後の減産反動、エコカー補助金効果で5月としては過去最大の増加率となった。

 前年比較では大きく伸びているように感じるが、実はそれ以上に震災後の減産幅は大きかった。リーマンショック後もV字回復の経済指標が多かったものの、それ以前の生産実数には程遠いという業界もあり、実数比較で分析しなければ見誤る。自動車販売台数の増加も以前の水準に戻ってきたという表現が適切だろう。

 一方、日本を代表する弱電メーカーのリストラ、関連する電子部品メーカーの厳しい経営状況などの報道が続き、経営者の投資意欲は低い。県内の中小企業でも大企業の苦戦を尻目に、忍耐志向の営業に徹する経営者が多い。

 今夏は節電の夏、大手メーカーの生産調整で中小企業はあおりを受け、受注の減少や分散、休日対応などでコスト増となりやすい。今まで受注の減少を人件費の削減などの忍耐志向で乗り切ってきた中小企業は、さらに厳しい夏となりそうで、多少のリスクがあっても新規開拓、新規事業に取り組まなければ、どの企業も現状維持さえ難しいだろう。

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