みやビズ

2019年11月12日(火)
倒産情報(帝国データバンク提供)

11月分

2011/12/08
11月の倒産情報
【各要因別】
・業種別では、卸売業が1件。
・主因別では、販売不振。
・資本金別では、100万円以上1000万円未満1件。
・負債額別では、1000万円以上5000万円未満1件。
・態様別では、破産1件。
・地域別では、宮崎市1件。
・業歴別では、15~20年1件。


【概 況】
 11月の法的整理による倒産件数は1件のみで、前月に続いて今年最少となった上、負債総額も1500万円と今年最少となり、法的整理による倒産が発生しなかった2006年9月以来の低水準となった。
 法的整理に入ったのは(有)彩冬。1993年6月設立の美容関連商品の卸売業者で、シャンプーや美容用品の通信販売なども行っていたが、同業他社との販売競争などで業績が低迷し、2011年4月期の年売上高は約1700万円にとどまり、資金繰りの見通しが立たなくなったことから、事業継続を断念した。

2011年11月の倒産企業
商号負債(千円)資本金(千円)業種態様所在地
(有)彩冬15,0005,000卸売業破産宮崎市

【今後の見通し】

 中国物流購買連合会が1日発表した11月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.0と、景況判断の分かれ目となる50をリーマンショック後の2009年2月以来、2年9カ月ぶりに割り込んだ。中国の最大の貿易相手先である欧州の信用不安が、輸出型の製造業に影響した形となり、政府が月内に開く中央経済工作会議の内容が注目される。

 中国人民銀行は11月30日、約3年ぶりに預金準備率を0.5%引き下げると発表した。預金準備率は市中銀行から預金の一定割合を強制的に預かる資金の比率を指し、PMIの発表に先駆けることで、金融政策をこれまでの「引き締め」から「緩和」へシフトする方針を明確にした格好となった。

 中国物流購買連合会は「成長減速が続くことが示されたものの、そのペースは緩やかで、大きな変動が生じるリスクは低い」としているが、香港の経済団体・香港工業総会は、広東省に工場を抱える約2万社の香港企業が経営危機に陥っており、来年1月下旬の旧正月前に玩具(おもちゃ)や衣料品、靴、電子機器の4業種で倒産が多発すると警戒している。

 中国の景気見通しについては、近年引き締めが続いてきた金融政策の緩和で持ち直すとの見方もあるが、上記の現状は世界経済をけん引してきた新興国の代表格が世界的な金融不安にのみ込まれる可能性を示している。

 新興国経済の動向次第では、円高に伴う国内企業の海外流出で内需を失い、県内企業も受注を失う悪循環がさらに加速し、経済成長の鈍化につながりかねない。

 一般的に資金需要が高まりやすい年末年始、行政年度末を控え、資金繰りに苦戦している県内企業にとっては厳しい経営を強いられることから、今後の倒産動向に変化が出てくる可能性があるだろう。

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