みやビズ

2019年6月27日(木)
倒産情報(帝国データバンク提供)

4月分

2014/05/12
倒産件数
【各要因別】
・業種別では、農業1件、小売業2件。
・主因別では、販売不振2件、業界不振1件。
・資本金別では、100万円未満2件、1000万円以上5000万円未満1件。
・負債額別では、1000万円以上5000万円未満1件、5000万円以上1億円未満1件、1億円以上5億円未満1件。
・態様別では、すべて破産。
・地域別では、串間市1件、日南市2件。
・業歴別では、5~10年1件、15~20年1件、30年以上1件。

【概 況】
 4月の法的整理による倒産件数は3件で前月より4件減少、要因は販売不振2件、業界不振1件であった。
 負債額が最大となったのは、(有)つまがり書店。1918年(大正7年)創業、96年5月に設立した書籍販売業者。少子化や同業他社との競争が厳しく売り上げは低迷し資金繰りも悪化したことから今回の措置となった。
倒産件数

【今後の見通し】
 2014年4月から消費税率が8パーセントに引き上げられ、自動車や家電、衣料品などは消費税率引き上げ前の駆け込み需要による反動減もあるが、食料品小売りなどへの大きな影響はなく、業種間で格差がみられる。

 資材価格や電気代の高止まりに加え、建設業界の作業員不足は引き続き収益性の低下要因となっており、売上高の増加に収益性が伴っていない企業もみられ、企業間の格差が広がっている。

 金融円滑化法の実質的な延長措置もあって、倒産件数は小康状態が続いていたが、14年3月から金融庁が中小企業への返済猶予から一転、廃業を促す方針に転換したこともあり、延命されていた企業が、事業再生可能な企業と廃業する企業に選別されていくと思われる。

 今後については、収益性や財務面が改善されずに、疲弊している企業の淘汰(とうた)が段階的に進むと予想され、中小企業の倒産動向を注視する必要がある。

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