みやビズ

2019年10月14日(月)
倒産情報(帝国データバンク提供)

8月分

2013/10/23
【各要因別】
・業種別では、飲食店・建設業・小売業がそれぞれ1件。
・主因別では、すべて販売不振。
・資本金別では、100万円以上1000万円未満が1件、1000万円以上5000万円が2件。
・負債額別では、1000万円以上5000万円未満が1件、5000万円以上1億円未満が1件、1億円以上5億円未満が1件。
・態様別では、すべて破産。
・地域別では、宮崎市2件、児湯郡1件。
・業歴別では、10年-15年が1件、20年-30年が1件、30年以上が1件。

【概 況】
 8月の法的整理による倒産件数は3件で前月比1件減少、要因は販売不振が3件、1億円以上の負債を抱えた法的整理は1件であった。
 負債総額が最大となったのは(株)ダイナスティダイニング。定食専門店と焼き肉レストランFCを展開していた飲食店で最大9店舗まで店舗を拡大、不採算店舗を閉鎖して4店舗まで縮小していたが、過去の出店による借入金負担の増加や売上高の減少などから採算性がさらに悪化、再建の見通しが立たなかったことから今回の措置となった。



【今後の見通し】
 米国の金融緩和策の動向が注視されるなか、為替や株価は値動きが荒い状況であるが、円安により輸出依存度の高い一部の大企業の業績見通しは上向いている。

 宮崎県内では、消費税引き上げを見込んだ駆け込み需要を前にマンションや戸建住宅などの住宅関連企業の業績は堅調であるが、人手が不足している状況であり、人件費の上昇が懸念されている。小売業では引き続きスーパーの閉店や資金繰り悪化の表面化が相次いでおり、一般消費財の低価格志向が続くなか、大手量販店やコンビニエンスストアとの競争など取り巻く環境は厳しい状況が続いている。

 製造業では素材価格の上昇や電気料金の値上げにより下請主体の製造業の負担は増しているものの、受注単価は伸び悩んでおり、仕入価格上昇に伴う借入金負担の増加や収益性の低下から経費削減や生産の一段の効率化が必要となっている。

 卸売業では円安により仕入価格が上昇しているものの、販売単価への転嫁は容易ではなく、収益性の低下が続いている。

 景気対策による下支えを期待して建設業関連では景況感は上向いているものの、輸入品を主体とした仕入価格の上昇などから採算性の悪化が進んでいる業種もあり、一進一退の状況が続いている。

 景気回復の実感を得られるほど景気は回復しておらず、中小零細企業を取り巻く環境は引き続き厳しく、企業体力の消耗が続くなか、再建の見込みのない企業が法的整理に移行するケースは今後も表面化してくると見られる。

アクセスランキング

ピックアップ